
プロジェクト推進者吉田さんYOSHIDA2008年入社 エンジニア事業部 機電エンジニア
2008年入社 エンジニア事業部 機電エンジニア
- チームメンバー
- 開発設計者
- チームメンバー
- 開発設計者
- ストーリーその1
開発工程の「最後の砦」という
重要なミッションを担う。

入社以来、自動車・半導体・精密機器など、日本を代表する大手メーカーの最前線で「信頼性評価・試験」のエキスパートとして活躍してきた吉田が、現在従事しているのは、世界的なシェアを持つ音響機器メーカーにて、DJ機器の信頼性試験。クラブやフェスで使われるターンテーブルやミキサーなどが、あらゆる環境下で問題なく動作するかを検証する仕事です。開発工程の中でもかなり下流、世の中に出る直前の「最後の砦」。DJ機器は世界中で使われるため、赤道直下の蒸し暑い場所から、極寒のシベリアまで、どんな過酷な環境でも正常に動かなければなりません。100Vだけでなく海外の240V電源で動くか、ノイズが乗っても誤動作しないか、静電気が起きても問題ないか、輸送中の振動や落下に耐えられるか……。一言で表すなら「世界中のどこで、誰が使っても大丈夫」と言える状態にするのが吉田のミッションです。
- ストーリーその2
パソコン作業だけではない、
大掛かりな検証試験も。

あらゆる環境での耐久性を検証するため、時には人が入れるほどの巨大な恒温室(注釈:1年中温度が変わらない部屋)を使ったり、静電気をバチッと当てる専用装置を使ったり、振動試験装置を使って輸送に耐えられるか、あらゆる落下を想定した試験装置なども使います。一般的に「設計図を書くこと」だけがエンジニアの仕事だと思いがちですが、机上の計算だけでは世の中は成り立ちません。泥臭く、実物に触れて限界を試す。これもまた、ものづくりの重要なリアルです。私はよく「破壊神」なんて呼ばれることもあるんですが(笑)、この仕事の腕の見せ所は、製品の弱点を見つけ出し、開発設計者にフィードバックすることです。設計者は完璧を目指して作りますが、それでも見落としはあります。それを私たちが試験で見つけ出し「ここがダメです」と突き返す。嫌な役回りかもしれませんが、私たちが通した製品が市場で事故を起こしたら大変なことになります。私の仕事は、お客様から直接「ありがとう」と言われることは少ないかもしれません。でも「市場からのクレームがないこと」こそが最大の称賛であり、成功の証です。何も起きない平和な日常を技術で支えている、という自負はありますね。
- ストーリーその3
一社では見えなかった景色と、
得られなかったスキルが蓄積。
これがこの働き方の最大の強み

「いろんな機械に触れてみたい」という好奇心で飛び込んだこの世界。しかしその歩みは決して平坦ではありませんでした。最初は憧れの大手自動車メーカーでハイブリッド車の制御部品開発に携わり、順調な滑り出しでしたが、入社1年目に世界規模の経済変動という大きな波に直面します。それまで当たり前だと思っていた環境がガラリと変わり、次なるステージへの転換を余儀なくされ、当初抱いていた理想とは少し異なるフィールドを経験し、葛藤した時期もありました。「自分の理想と違う」と立ち止まるのは簡単です。しかし私は、その時々の環境で何が吸収できるかを考え、営業担当とも将来を相談しながら、目の前の仕事に誠実に向き合い続けました。入社以来、渡り歩いた現場ごとに必要な知識はバラバラでしたが、ある時気づいたんです。「品質の底にある不具合を見つけ出す」というエンジニアの本質的なマインドは、すべて共通していることに。以前の現場で得たノウハウが、別分野の今の現場で「あ、あの時の考え方が使える!」と鮮やかに繋がる 。その瞬間、すべての苦労が自分だけの「蓄積」へと変わりました。一つの場所に留まっていたら得られなかったこの「経験の掛け算」こそが、エンジニアリングソリューションという働き方の最大の強みだと確信しています。


