
プロジェクト推進者村上 大介DAISUKE MURAKAMI2022年入社 エンジニア事業部 バッテリー開発チーム
山之内 蓮REN YAMANOUCHI2022年入社 エンジニア事業部 バッテリー開発チーム
長谷川 翔太SHOTA HASEGAWA2022年入社 エンジニア事業部 ステアリング開発チーム
2022年入社 エンジニア事業部 バッテリー開発チーム
2022年入社 エンジニア事業部 バッテリー開発チーム
2022年入社 エンジニア事業部 ステアリング開発チーム
- リーダー
- スタッフ 2〜5名
- プロジェクトリーダー
- サブリーダー
- 技術作業スタッフ 3名
- 現地作業スタッフ 3名
- ストーリーその1
日本車メーカーの安全性とブランドを
チームで守れ。村上、山之内、長谷川が開発に従事する自動車メーカーA社は、電気自動車やハイブリッド車の開発に強みを持ち、その安全性は折り紙つき。たとえば電気自動車のジャンルでは、国内メーカーの中ではいち早く2010年から一般向けのモデルを販売しているトップランカーです。しかも、バッテリー火災など車両の不備を原因とする事故は、膨大な生産台数にも関わらずこれまで一度も報告されていません。こうした世界最高クラスの安全性能を誇るものづくりを支えているのが、大勢のエンジニアが働く開発現場です。村上と山之内、長谷川もその一員としてそれぞれの課題と向き合いながら、ユーザーの期待を超える未来の自動車を生み出すべく奮闘しています。村上と山之内はバッテリーを開発するチームに、長谷川はステアリング(ハンドル)を開発するチームに所属。新設計の部品の性能を取りまとめ、要求された数値をクリアしているかどうかチェックします。時には「理論的に達成できているはずの性能が、実際に調べると基準を下回っている」などの問題が発生することも。そうした時に設計担当や部品調達担当などの関係部署と連絡をとって原因を探り、改良のまとめ役となるのも、この3人の役割です。
- ストーリーその2
まだ世にない部品の
創造の前に立ち塞がる、3つの壁を超えろ。バッテリーとステアリングの開発では特に、法律で定められた基準に加えメーカー独自の厳しい安全基準をクリアすることが求められます。衝撃テストや温度耐性などの試験項目をこなしながら、近年のハイブリッド車への需要拡大に伴うさらなる高性能化にも応えなくてはならないのです。高い性能と安全性を追い求める開発エンジニアの前に立ち塞がるのが、コミュニケーション、スケジュール、コストという3つの壁です。
【村上】
まずはバッテリーを構成する膨大な数の部品を、1つひとつ既存流用か新規設計かを決めて組み合わるところからスタート。そして試作と実験を行い、性能が基準に達さなければ再度部品の検討からやり直す、という手順を繰り返します。この工程では、設計担当者や実験担当者、購買担当者など、大勢の関係者とやり取りを行います。コストも開発スケジュールも限られる中で開発を進めるかを考えなければならず、調整には毎回苦労しますね。
【山之内】
指示を待って対応するだけでは、品質もスケジュールも守ることができません。そこでまず、分からないことは積極的に質問するなど自分から動き、部品の構造や各担当者が持つ考えの理解に努めました。しかしそれだけでは円滑な開発フローとは程遠く、ぎりぎり基準を満たせた程度。もうひと工夫が必要だったのです。
【長谷川】
私が所属するステアリング開発チームでも、想定外の実験結果が出るたびに設計の見直しや部品の再検討を強いられ、開発計画を順調に進めるのは簡単ではありませんでした。求められるのは、自動車の乗り味を決める重量と、衝突時の衝撃吸収能力。この性能を満たすステアリングを生み出すため、サプライヤー(部材メーカー)の担当者と協力して部品の選定や形状のアイデア出しを行い、開発を進めます。海外サプライヤーと協力、商慣習や文化の違いからスケジュールが滞りがちになることもありました。 もし開発スケジュールが遅れてしまったら、広報や販売に関わる人の業務に影響を与えるだけでなく、その先で待っているお客様に新車を届けることもできなくなってしまう。しかし品質を担保しなければ、先には進めない。このプレッシャーとジレンマを跳ね除け、壁を乗り越える必要がありました。 -
- ストーリーその3
プロジェクトの要として
言葉1つにこだわり、
計画に沿った開発を推進する。関わる人が100名以上にもなる開発プロジェクトを円滑に進めるため、3人が重視したのは、コミュニケーションの方法でした。端的で分かりやすい報告と要望を意識して、齟齬のない意思疎通を第一に考えるようにしました。しかしそれだけでは、たとえば「何日までに〇〇の実験とその評価を報告して」とドライな印象になってしまう。相手も人間ですから、快く依頼に応えてもらうにはどんなコミュニケーションが一番いいか考える必要があります。さらに、自分が担当する開発プロジェクトのフロー全体を見渡して、先回りして依頼できることは根回ししておく。依頼相手もスケジュールが立てやすくなり、積極的なサポートを期待できるようになりました。
【山之内】
基本的に何か質問や報告をもらったら即レスしています。それだけで周りから信頼されますし、無茶振りをお願いしなければならない場合も『山之内さんだったら』と言ってもらえるんです。
【村上】
ほかの部署と打ち合わせをする時は、口頭で端的に伝えるのを大事にしています。同じフロアに部品設計の担当者もいるので、お互いに相手の顔も見て会話できて早いんですよね。文章だけだと冷たい印象を与えてしまう恐れもありますから。
【長谷川】
社内のプロジェクトメンバーはもちろん、社外サプライヤーの方々も同じ仲間として、忌憚のないコミュニケーションを意識するようになりました。お互いに刺激を与え合うことで高い品質の部品を生み出すことができていますし、自分自身のエンジニアとしての成長にも繋がったように感じます。
これからも未来のクルマづくりは続いていきます。周りのエンジニアと協力しながらネジ1本の性能にもとことんこだわり、品質を守る。そんな影の立役者として3人が関わるプロジェクトも、同じように続いていくはずです。

