私は現在、老人ホームにて、排泄介助、食事介助、入浴介助、口腔ケアなどの介護業務に加えて、職員のコーディネートを行っています。
介護の仕事において大切なのは、ご利用者さまができないことをすべて介助するのではなく、残存能力をできるだけ活かしてご本人さまにとってよりよい方法やご希望に添える方法を見出すことだと考えています。そういう姿勢で仕事に取り組む中で、それまで難しかったことや対応できなかったことができるようになったご利用者さまに「ありがとう」と言われると、この仕事をしていて良かったと思います。
ご利用者さまの中には、日常生活の中で孤独感やさまざまな不安を感じる方、夕方に帰宅願望が出てしまう方などがいらっしゃいます。
そういった心理的な不安を抱えている時に、なぜそのような状態になるのか、ご利用者さまと会話して対応を考えることも大切だと思います。
お話を聴くだけで完全に落ち着いてもらうのは難しいですが、ゆっくりとお話を聴いて私が共感を示すことで、不安や焦り、緊張感などを和らげることができますので、日頃から実践するようにしています。
介護の現場では、人の気持ちに寄り添うことを大切にしています。ご利用者さまとできるだけたくさん話す時間を作り、何が好きなのか何をしているときが楽しいかなどを知るよう配慮しています。そして一緒に仕事をするスタッフとこまめにコミュニケーションを取り、互いにしっかり協力することが、よりよい介護につながると考えています。
今後は“寄り添う介護”に加えて、医療的にはどうアプローチできるかなどを看護師の方と話し合うために、今以上に専門的な医療の知識を身につけたいと思っています。そのために専門資格の取得も視野に入れています。
ネットで介護の仕事を探しているとき、希望通りの現場だと思ったところを紹介していたのが日研トータルソーシングでした。本社の所在地が住まいに近かったこともあり入社を決めました。日研のフォロー担当の⽅は、⾝体を痛めてしまったときや、就業先での⼈間関係に困ったときに真剣に話を聞いてくださり、すぐに対応していただけるので助かっています。
仕事で足が疲れていることが多いので、なるべく湯船に浸かって早めに疲れを取るようにしています。
映画を観たり散歩に行ったりして、心身ともにリフレッシュできる時間を作るよう心掛けています。
