現在は真空ポンプ製造工場の生産技術部の一員として、リーク試験工程を担当しています。
リーク試験とは、ヘリウムガスを使用して製品の接合部、溶接部、配管等にガス漏れが無いか調べるための品質検査を指します。日常の業務においては、常に正しい値を検出できるよう、使用するヘリウムガスの安定化を検討し、試験方法の見直しを行っています。また、試験機器や治具等に不具合があった場合は試験が中断されるため、迅速に手直しや代替機の手配を行うよう常日頃から留意しています。
現在の就業先は新しく始まったばかりの工程で、初めの頃はとまどいや不安もありましたが、少しずつ乗り越えてきました。
私が業務に携わった時点では試験治具が設計されていなかったため、試験ができないポンプがありました。そこで私自身で新たに治具を設計して試験可能な台数を増やしました。具体的には、組立用台車の設計と図面作成を担当したのですが、自分で図面を書いた物ができ上がって実際に活用されているのを見ると、大きなやりがいを感じますね。今では現場でその台車が300台使用されています。
私が普段から心掛けているのは、作業の優先順位を決め、焦らないように一つずつ確実に進めること。その結果、治具の設計も大きなミスなく終えることができたのだと思います。
また、いただいた仕事は、たとえ雑用であろうと困難と思える内容であろうと、積極的に引き受けるようにしています。自分のこれからの仕事に関係なさそうでも、意外なところで活きてくる可能性はありますから。
日研トータルソーシングのフォロー担当の方は、常日頃、私の力が就業先で活かせるよう考えてくれて、就業相談もしやすく助かっています。
今後は、電気関係に詳しくなりたいですし、フォークリフトの運転免許を取得したいと考えています。
前職は自転車便をやっていました。体を動かす仕事は好きなので楽しかったのですが、何かものづくりを経験してみたいと考え、日研への入社を決めました。現在の就業先は、ものづくりと体を動かすことの両面があり、満足しています。
サーフィンとロッククライミングが趣味なので、それぞれ楽しんでいます。
どちらも就業先の社員の皆さんと一緒にやっており、仲良く時間を過ごさせていただいています。
