INTERVIEWS

周りに支えられ、
成長した先で、
理想の自分へ。

浅田 奈留美

技術系総合職 生産技術

所属:ロボティクス事業部

配属先:プラスオートメーション株式会社

プラスオートメーション株式会社:
三井物産株式会社と日本GLP株式会社が共同で設立。
世界で注目される「物流ロボティクスソリューション」をサブスクリプション型で提供している。

美術が好きだったことに加え、自分で手を動かして何かをつくることも好きで、大学では今の仕事とは全く異なるグラフィックデザインを専攻していました。デザインの基礎や歴史をはじめ、情報を商品に落とし込んでいく方法などを学んでいました。

製造業の工場をメインに就職活動を行っていました。様々な人が協力しながらものづくりを行う姿に魅力を感じていたからです。また、お客さまの抽象的なイメージを形にしていくデザイナーよりは、つくりたいものが明確にある人たちに提案を行いたいという想いもありました。そうした中で、ニッケンの機械修理やメンテナンスの仕事を知ったんです。手を動かして何かをつくるというところに惹かれましたし、丁寧な研修制度があり、女性も活躍していると聞き、文系の自分でも安心して働けそうだと感じて入社を決めました。

荷物を載せると倉庫内の指定された場所に運んでくれる、AGV(無人搬送車)の修理が主な仕事です。お客さま先で不具合があったロボットを回収し、配線や基板、機体、部品に何かあれば交換をしていきます。そういったハード面が原因でなければ、システムなどのソフト面を確認し、プログラミングで調整をしていきます。また、新品や修理を終えたロボットをお客さま先に送る前に確認する、メンテナンス作業も大切な仕事です。さらには、そういった修理やメンテナンスで気が付いた点をまとめるなどして、お客さま向けのマニュアル作成も行っています。

09:30

出社、作業内容確認

10:00

修理、現場報告書作成

12:00

昼食

13:00

修理、走行テスト

15:00

手順書作成

17:30

退社

海外メーカーさんから新しい製品が入ってきた時に、チームの皆さんと一緒に確認を行います。マニュアルがなく、使い方も分からない中、とりあえず分解をしてみて、「あの製品と同じだね」「ここってどうなっているんだろう」など、一緒になってその新製品を理解していくのですが、その過程がすごく楽しいと感じています。チームは常駐先の企業の方が多いですが、本当に優しく接していただけているなと思いますね。そのチームの中で、一番よく質問をさせていただくのが外国人の先輩です。普段はお世話になりっぱなしですが、その方が報告書などをつくる際は、私が日本語のチェックをさせていただいています。できる範囲でお役に立てると、やりがいを感じられますね。そうしたお手伝いをさせていただくことで、先輩がどんな仕事をしているのかもしっかりと把握できますし、着実に成長していける環境だなと思います。

修理の作業は、基本的に外国人の先輩と私の2名で行っています。最近では、先輩が何をしようとしているのかを予想して、次の作業に必要そうな工具を揃え、資料を用意できるようになってきました。それだけ、仕事における自分の知識が増えたということかなと思っています。分からないことは常にメモをするなど、自分なりに覚えるための工夫はしてきましたが、この成長はやはり先輩のご指導によるところが大きいです。お客さまに届ける製品を手がけるため、少しでも不安になるとすぐに先輩に質問してしまうのですが、ぱっと答えてくださいますし、同じ作業を何度も繰り返し見せていただけるので理解度が高まります。

違う会社だとは思えないくらい、皆さんが親切に接してくださいます。ニッケンで研修を受けてきたので基本的なことは問題ないですが、AGV(無人搬送車)という特定の製品を扱うことに関して、私は初心者です。しかし、そんな私を育てていこうというお気持ちが見えます。優しいなと思うと同時に、たくさんのことを吸収していこうと前向きな気持ちになれますね。

修理、メンテナンス、マニュアル作成など、色々な仕事をやらせていただいていますが、自分が何に特化しているのかは、まだ分かりません。今はすべての仕事が楽しいと感じているので、このまま全部を一生懸命にやらせていただき、少しずつ、得意や好きを見つけて、今後の自分の夢を考えていきたいと思っています。そのためにも、常に知識と経験を増やしていくという意欲を崩さず、仕事に取り組んでいきたいですね。

PRIVATE TIME

仕事帰りに電気屋やホームセンターに行くことがあります。早い時間に帰れるので、お店がまだ開いているんですよ。そこで、趣味のジオラマなど週末につくるものの材料を品定めしています。また、体調管理が大事だと考えているので早く寝るように心掛けていますね。

アクセサリーやジオラマ、フィギュア、特殊印刷など、もっぱら工作をして過ごしています。素材を探しにお店巡りをしていることも多いです。最近では服もつくってみたいなと考えています。

社会人になったら趣味の時間が取れなくなるかも…と、心配している方がいるかも知れませんが、ニッケンの働き方であれば大丈夫です。私も大好きなものづくりを続けられています。学生時代から続く趣味はいい気分転換になると思うので、ぜひ大切にしてください。