10月17日、当社のロボット人材育成の取り組みについての意見交換を図るため、経済産業省製造産業局産業機械課ロボット政策室が当社の関東テクノセンターを視察されました。同視察にはロボット政策室長ほか3名が参加され、関東テクノセンターにおけるロボットエンジニア育成スキームなどの研修フォロー体制について意見交換をいたしました。
■関東テクノセンター視察背景
経産省では、2019年に「ロボットによる社会変革推進計画」を策定しており、本計画に基づきロボット人材の育成に関する政策を推進しています。
当社は2022年2月に、物流・ロボット系のエンジニアを育成するための研修施設として関東テクノセンターを開設しており、年間約300名に研修を実施し、様々な就業実績があります。
今回、こうした当社のロボット人材の育成スキームについて情報交換を図るため、同政策室が視察に訪れ当社の研修実績やスキルアップ研修、今後の活動方針などについても意見交換しました。
今後、様々な課題に対応できるロボットエンジニアを育成し、ロボットの社会実装を推進する経済産業省のロボット政策室との交流は、当社がこれまで培った人材育成のノウハウや取組みに対し、理解を深められたものと考えています。また、双方にとって今後のロボット産業振興の好機になると期待されています。
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■関東テクノセンターについて
関東テクノセンターは、製造装置・産業ロボット・マテリアルハンドリング機器等の設備保全エンジニアの育成拠点として、昨年完成した最先端物流拠点「GLP ALFALINK相模原(以下、GLP相模原)」(神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1 GLP ALFALINK 相模原Ⅰ)に開設。約400坪のフロアにFA装置、協働ロボット、産業用ロボットなどの実機を備え、研修講師5名体制で、1チーム最大30名の研修生を受け入れることが可能です。また、GLP相模原が運営する食堂、売店、コンビニ、カフェテリアなども併設されているほか、テニスコートやバスケットコートなどの運動施設も利用することが可能で、研修環境としても最適です。今後は立地条件を活かし、自動搬送設備等の研修環境を整えるとともに、同施設内におけるフィールドエンジニアサービス拠点としての機能強化を図る方針です。
【関東テクノセンター 概要】
名称 :関東テクノセンター
所在地 :神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1 GLP ALFALINK 相模原Ⅰ
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■自社研修施設「テクノセンター」について
当社では、業界に先駆けて自社研修施設「テクノセンター」(全国9施設)を立ち上げ、設備保全に適応したスタッフの育成に着手してきました。未経験者を対象とした研修期間は30日で、クライアントの要望を踏まえ磨き上げた独自の研修マニュアルを使用します。研修生たちに設備保全の基礎を習得してもらうほか、現場仕様の製造ラインなども用意し、実践さながらの環境を整えています。さらに新入社員をベテラン社員に帯同させて派遣するOJT制度も設けています。このほかテクノセンターでは、新卒エンジニアやキャリアチェンジやスキルアップを目指す当社スタッフを対象とした研修なども行っています。
当社は今後も、お仕事をお探しの方、就業中のスタッフの方にキャリアサポートをはじめ様々な取り組みを進めながら就業機会の創出を図るとともに、人材活用を検討する企業の多様なニーズに応えて参ります。
本件に関するお問い合わせ先
日研トータルソーシング株式会社 広報室
mail:info@nikken-ts.jp